施工ロスと余裕分の考え方

この系統の計算機が出す数量は、面積と厚みから求めた正味量です。実際の発注では、現場でのこぼれ・締め固めによる沈下・カットなどの施工ロスを見込んで余裕分を加えます。余裕分が少なすぎると割高な追加配送になり、多すぎると残土や処分の負担が残ります。

資材別の余裕分の目安
資材余裕分の目安主な理由
砂利・砕石+5〜10%下地への沈み込み、端部でのこぼれ。後日の補充用も含む
土・培養土+10〜15%水やりや踏み固めで体積が減る。凹みの埋め戻し分
防草シート+10〜20%シートの重ね幅(10cm以上)と曲線部・隅のカット
芝生(張り芝)+5〜10%曲線や隅のカット、運搬・施工中の破れ
ウッドチップ・バーク+10%程度風や雨、踏みつけによる偏りと流出
  • 曲線・段差が多い現場は多めに

    整形な長方形の区画なら表の下限、曲線の花壇や高低差がある場合は上限を目安に、さらに5%程度を上乗せすると安心です。

  • 防草シートの重ね幅は必須

    シート同士は10cm以上重ねないと隙間から雑草が出ます。表の余裕分にはこの重ね幅が含まれている前提で計算してください。

  • 余った砂利は捨てずに保管

    未使用の砂利は袋のまま、またはバケツに移して屋外保管できます。半年〜1年後に沈んだ部分へ補充するのにちょうどよい量になります。

先に庭面積計算で施工面積を確定してから数量計算に入ると、二重計上や単位ミスが減ります。体積(立米・m³)や重量(トン)の単位そのものを換算したいときは土量・体積換算計算機が便利です。