費用の読み方|単価の単位を揃えてから比べる

庭工事の見積もりで一番多い失敗は、単位が違う数字を横に並べて高い安いを判断してしまうことです。剪定と伐採は円/本、生垣の刈り込みは円/m、草刈り・芝張り・砂利敷きは円/㎡、クレーンや立水栓は円/式で積算されます。単位を揃えてから比べれば、見積書のどこが効いているのかが見えるようになります。

工事の種類と、値段が付く単位
単位該当する工事数量の決まり方
円/本庭木の剪定・伐採・伐根・植栽樹高帯(または根元の直径)で単価が決まる
円/m生垣の刈り込み・フェンス・ブロック塀外周の長さで決まる。高さや面数で割増
円/㎡草刈り・芝張り・砂利敷き・舗装・解体面積で決まる。下地や処分の有無で上乗せ
円/式出張費・クレーン・立水栓の新設数量ではなく一式。工事の規模とほぼ無関係
  • 金額は幅で見る

    庭工事の単価は地域・時期・現場条件で大きく変動します。この系統の計算機はすべて低め・標準・高めの3通りで出力します。単一の金額を「正解」として見積書と突き合わせるのではなく、自分の条件がどの水準に近いかで判断してください。

  • 本体料金より諸経費で差がつく

    切り枝や幹の処分費、出張費、重機費は本体料金と同程度になることがあります。処分費の行がない見積書は、切ったものを敷地に置いていく前提になっていないかを確認してください。

  • 小さな工事ほど最低出動料金が効く

    ㎡単価や円/本で計算した額が業者の最低出動料金を下回るときは、その下限が適用されます。10㎡の草刈りを単価で計算しても、実際には一式の下限金額になるのが普通です。

  • 現場条件は自分で申告する

    重機が庭に入るか、隣家や電線に近いか、足場が悪いかは現地を見ないと分かりません。事前に伝えておかないと、当日の追加請求になります。伐採ではこの条件だけで料金が2倍近くに変わります。

庭木を形よく残したい場合は剪定料金計算機、根元からなくしたい場合は伐採料金計算機をご利用ください。空き地を埋める工事では、砂利を敷くなら砂利費用計算機、天然芝を張るなら芝生施工費用計算機、人工芝にするなら人工芝費用計算機で同じ3通りで見積もれます。各計算機の既定値に使っている市場単価の一覧は施工単価データに掲載しています。